【バスケ ディフェンス】ポジションの取り方 ディフェンスが上手くなるコツ!

バスケのディフェンス ポジショニングの極意

 

本記事ではディフェンスのポジショニングについて取り上げて解説をしてみました!

ポジション移動が出来れば大幅に体力を温存することが出来ます。正しいポジションを確りと取れていればオフェンスも無理やり攻めてこようとはしなくなるからです。

ボールを持たれてから必死に守るのか、事前に頑張って最小限のエネルギーで、逆にオフェンスを操るようなディフェンスをするのか、皆さんはどちらが良いですか?

 

バスケにおけるポジション間の移動を6パターンに分けて説明しています。

其々の状況・移動のコツ・注意点を中心に記載していますので、確りとこれらを頭に入れて効率の良いディフェンスマスターとなりましょう!

 

「ポジションを制する者は、ディフェンスを制す!」です。

 

 

ボールマン(1線)→ディナイ(2線)

状況

ボールを持った自分のマークマンに短い距離のパスを出され、ディナイポジションに位置しなければならない場合。

 

コツ

ここで一番気を付けなければならないことは「パス&ランでゴールまで一直線に抜かれてレイアップをされること」です。

ディフェンスはそれを防ぐことがまず何よりも先決です。

 

ボールサイドカットを防ぐ為に、パスを出した側に半歩ほど下がりながらポジションを取ります。

以前紹介した、ヘッジディフェンスのポジションと同じようなイメージですが、それよりも半歩自分のマークマンに近いイメージです。

 

ここで、ミドルカットではなくボールサイドカットを防ぐ理由としては、「ゴールに対する短い距離のカット」であるためです。このカットに対してオフェンス側がパスを通すには速く鋭いパスが必要になります。ミドル側のカットであれば、ディフェンスの自分を越えるように、フワッと浮かせるようなパスや高レベルなバウンドパスが必要になり、ディフェンス側が対応しやすい為と、加えて、ミスにもつながりやすい為です。

 

しかし、ずっとそのポジションに位置していたらパスを出したオフェンスはノープレッシャーの状況で再度ボールを受け直すことが出来てしまいます。

カットしてくる気配が無い場合はすぐに間合いを詰め直しましょう。細かなポジショニングが良いディフェンダーの必須条件です!

 

それでもオフェンスがゴール方向へカットをしてきた場合は、必ずバンプを一度実施し、コンタクトをしましょう。ミドル側であっても同様です。ミドル側だからと言ってそのまま通過させて良いわけはありません。ただ、ミドル側であればほんの少しだけ時間に余裕が出来るので、上級者はバンプではなく、ボールを見ながらオフェンスに触れておくだけで身体をセンサー代わりに使い、オフェンスの動きを読む、ということも可能です。

ただ、初心者のうちは確りと意識づけることが何よりも上達への一歩となります。

 

これによりオフェンスのスピードを遅くすることができます。そして、オフェンスにとっては何でもないところで接触されると精神的にも嫌な気持ちになり、「このディフェンスしつこいなぁ」と印象づけることができます。ディフェンスはメンタルから。嫌だと思わせたらディフェンスの勝ちです!

 

 

ココがPOINT

  • パスをした後こそ集中が必要だということ。
  • 常にオフェンスに触れておき、相手の動きを察知すること。

 

ボールマン(1線)→ヘルプ(3線)

状況 

ボールを持った自分のマークマンに長いパスを出され、ヘルプポジションに位置しなければならない場合

 

コツ 

ここで一番気を付けなければならないことは「ヘルプへの対応が遅れること」です。自分のマークマンにばかり気を取られて、ヘルプの意識が疎かになってしまう、あるいは散々ドリブルをされて脚が動かない、そんなこともあるでしょう。しかし動かなければなりません。オフェンスはそれを狙っているのです。あなたがヘルプに遅れるその瞬間を狙っているのです。悔しくなりませんか?

 

一口にヘルプポジションと言ってもそのポジショニングは様々です。ボールを持った人から一番遠い位置にいるマークマンに着いている場合はゴールとゴールを結んだ直線上に位置するように、且つ、高さについてはノーチャージセミサークルエリア付近にポジション取りをします。

 

ヘルプポジションの距離については、ドライブに対してヘルプに行くディフェンスは前述のとおり、ゴールとゴールを結んだ直線上つまり丁度コートの中間に位置します。

それ以外の場合はボールマンとマークマンの中間よりもややマークマン寄りが良いでしょう。

 

ヘルプポジションの高さについては、ドライブに対してヘルプに行くディフェンスは前述のとおり、ゴールの真下付近に位置します。

それ以外の場合、ボールマンとマークマンが視野で捉えられる限界の位置が最もディフェンスにとっては効率の良いポジションです。しかし、少しでもマークマンが低い位置(エンドライン側)に移動すると死角となってしまう為、細かなポジショニングが必要になります。目安としては45°にいるマークマンに着いているのであれば、ミドルポスト当たり(ハイポストとローポストの中間)に位置しておくと良いでしょう。

 

確りとポジショニングをしてもまだ安心はできません。次は散々ドリブルをしていた自分のマークマンが動いてくる番です。「ようやく解放された…」と思っているはずです。今度こそフリーな状態でボールを貰おうとしてくるはずです。ヘルプポジションにいる場合、マークマンとの距離が離れてしまう為、ボールサイドにカットしてくること、特にハイポストや、自分の死角に入ってからローポストにするっと入ってくる場合が多いです。ヘルプポジションにいる場合は確りとマークマンとドライブをしてくる選手の2人を見ることのできる位置に着きましょう。

 

苦しめたはずのマークマンがそれでもカットしてきたら、自分のスタンスで前に出ている脚から前に動かして、身体の正面でバンプをしてスピードを止めましょう。距離がある分、オフェンスはスピードに乗ってミートしようと狙ってきます。また、ディフェンスの裏を突こうと揺さぶってくることもあります。バンプをしたらディナイです。ディナイでやられてはいけないこと、それはバックカットでしたね?それは確り防ぎましょう。

 

ココがPOINT

  • 全力で走って素早く移動すること
  • 潔くマークマンを捨てる勇気を持つこと



ディナイ(2線)→ボールマン(1線)

状況

短い距離のパスを通され、自分のマークマンがボールを保持した場合

 

コツ 

ここで一番気を付けなければならないことは「カウンタードライブをされて一発で抜かれてしまうこと」です。

ディナイディフェンスの特徴として、「ゴールとマークマンを結んだ直線上に自分の身体が存在していない」ことがあります。その為、ボールを持たれた瞬間で横に並ばれてしまうと打つ手はありません。オフェンスはそれを狙ってボールミートをしてきます。

 

その為、ボールが入ってしまうと判断したら、無理にプレッシャーを与えようとしたり、カットを狙ったりしないようにしましょう。次の状況に備えて準備することが大切です。

 

まず、ゴールとマークマンの間にポジションを取り直し、スタンスを広く取りましょう。

その時はまず間合いを腕1.5本分程度と少し長めに取り、身体の中心でオフェンスの中心を捉えることを優先しましょう。そしてノーミドルの徹底です。

 

一撃のドライブを止めたら、すかさず間合いを腕1本分に詰め直しましょう。ドライブを出来なかったため、オフェンスは「次に何しようかな…」と考えることが多いです。そういう時はボールが無防備になる瞬間が多いので、間合いを詰めながらボールに手を出せるようにしておきましょう。

 

ココがPOINT! 

  • オフェンスはカウンタードライブを狙っていることが殆どなので、クローズアウトが必要な場合は確りとミドル側から弧を描くように膨らんで近づくこと。
  • ノーミドルを徹底すること。
  • 直線的なドライブをさせないこと

 

ディナイ(2線)→ヘルプ(3線)

状況

自分のいるサイドとは逆サイド方向へボールが展開され、ボールマンと自分のマークマンの間に距離があり、ヘルプポジションに移動する場合

 

コツ

ここで一番気を付けなければならないことは「ボールに気を取られてマークマンから目を切ってしまうこと」です。

「ディナイを頑張って、頑張って、ようやくボールが向こうに行ってくれた…」という安心感からボールを目で追ってしまう瞬間があるかと思います。そこでマークマンを見逃して、気付いたらゴール下でフリー、なんて状況がありがちです。

 

また、ヘルプポジションを取った後に、すぐマークマンがボールに近づくケースがあります。その場合に味方にぶつかったりして対応が遅れることが多いので、確りとコミュニケーションをとることが大切です。

 

ディナイでオフェンスに近い方の前脚を後ろに引くようにしてポジション移動をすることで無駄なステップを減らすことが出来ます。また、オフェンスのポジションの高さによってヘルプポジションの高さもコントロールする必要があります。ドライブに対してヘルプに行くポジションではないことが殆どですので、マークマンの動きを中心に見ておきましょう!

 

ココがPOINT

  • マークマンの動きを警戒すること
  • ドライブに対してのカバーダウンの準備をしておくこと



ヘルプ(3線)→ボールマン(1線)

状況 

長い距離のパスを通され、自分のマークマンがボールを保持した場合

コツ

ここで一番気を付けなければならないことは「その場でキャッチ&シュートを打たれてしまうこと」です。

「カウンタードライブをされることが一番まずいのでは…?」という声もありそうですが、チームディフェンスとしては、その場でキャッチ&シュートをされてしまうことが一番まずいと考えます。ドライブに対してはその後のヘルプ&ローテーションによって守ることが出来る可能性が残されますが、その場でのシュートは防ぎようがありません。

 

その為、この状況ではディフェンスは以下の優先順位で守る必要があります

シュートを1発目で打たせず、

ミドル方向へのドライブを牽制しつつ、

直線的でないドライブをさせる必要があります。

 

全速力で走って間合いを詰めた後、カウンターをされないようにクローズアウトをしてドリブルをさせる、もしくは一旦ボールを止めさせることが大切です。その距離感は人によって異なるので、練習から自分の距離を掴むようにするしかありません。

また、間違っても腰が浮いた状態で間合いを詰めたり、シュートブロックに跳ばないようにしましょう。腰が浮いた瞬間にディフェンスは何もできなくなります。ブロックではなく、コンテストを意識しましょう。

ココがPOINT

  • キャッチ&シュートを打たせないこと
  • ノーミドルを徹底すること
  • 直線的なドライブをさせないこと

 

ヘルプ(3線)→ディナイ(2線)

状況

逆サイドからボールが展開されて来た状況で、自分のマークマンがまだボールを持っていない場合

 

コツ

ここで一番気を付けなければならないことは「ボールがリズム良く自分のマークマンに渡ってしまうこと」です。自分がヘルプポジションにいる際に、逆サイドからのボールが「パン、パン」とリズム良く自分のマークマンに持たれてしまうと、オフェンスを止めるのは至難の業です。

これが起きてしまうと、一番守り方が難しい「ヘルプ→ボールマン」の状況と殆ど変わらなくなってしまいますし、ボールマンはリズムよく鋭いパスを受けている為、ディフェンスの余裕が前者より無いことが多いです。

 

ただ、こればかりは防ぎようがないシチュエーションがありますので、ディナイが間に合わず、プレッシャーが弱くなってしまった時のことを予め想定しましょう。その為、何とかしてゴール方向へのミートだけはさせないようにしたいところです。加えて、バックカットには細心の注意を払いながら、全速力でディナイに行くことが大切です。

 

次にボールを持たれた際にミドル方向へのドライブだけは消すようにマークマンをキャッチアップすることを意識しましょう。

難しく聞こえますが、最短距離を走ってマークマンに向かいながら、意識だけはノーミドルを徹底しているというイメージです。

 

 

ココがPOINT

  • ボールを持たれた最悪のケースを想定しておくこと
  • 重心を後方に持ちながら、全速力でキャッチアップすること



まとめ

 

如何でしたでしょうか?

良いディフェンダーはポジショニングが極めて上手いです。

ボールを持たれる前の動き方、ディフェンスはここで差が付きます。

 

ポジショニングを正確に速くすることで、誰よりも楽になるのは自分自身です。

正しい位置にいると、オフェンスはプレーがしづらくなる為です。

「なんであいつのディナイはあんなに速いんだ?」

「なんであんなに速くヘルプに来れるんだ?」

「常にあいつが視界に入ってくる…」

 

そう言われる選手が一人でもチームにいると大変心強いものです!

 

地味ですが、強力な武器「ポジショニング」について解説しました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です